〈技術士 1次試験〉R元年・7問目 鋼材の非破壊検査

今日は技術士1次試験のR元年の問題。

7問目の鋼材の非破壊検査について。

過去問は下記のHPから取得できる。

「公益社団法人 日本技術士会」過去問 第一次試験 令和元年度 建設部門

 

 

選択肢➀ 磁粉探傷試験

試験方法を順に書いていく。

・ 鉄鋼材料に磁性が働くように磁力をかける(磁化する)

・ 材料が磁石のようになる

・ 材料内部に磁束ができる(鉄鋼材料そのものが磁石としてN極からS極に磁束が通る)

・ 傷があると、その部分に磁極が表れる

・ 傷の部分を迂回して磁束が通る

・ 磁束が材料の表面に漏洩する(漏洩磁束が表れる)

・ この部分に鉄粉などの検査液をかけると磁粉模様が表れる

磁粉探傷試験の特徴は、表面の傷かつ磁性体のみ検査可能な試験、ということ。

 

 

選択肢② 浸透探傷試験

・ あらゆる材料に適用できる(ただしポーラスな物体はダメ)

・ 表面を洗浄したのちに浸透液を塗布してクラックに染み込ませる。

・ 材料表面の浸透液を除去する。ただし、クラック内の浸透液は残る程度の除去。

・ 現像液を表面に塗布すると、クラック内に染み込んでいた浸透液が材料表面に浮き出て、指示模様を描く

浸透探傷試験の特徴は表面の傷のみ試験が可能。また、試験前後で洗浄が必要

 

 

 

選択肢③ 放射線透過試験

・ 放射線を透過させる

・ 内部欠陥があると、その部分は放射線がよく通る

・ よく通るとフィルム上に黒い像として映し出される

放射線透過試験の特徴としては、内部の傷に試験が可能。また、制度が高いが、X線の取り扱いが必要となる。

 

 

 

選択肢④ 超音波探傷試験

・ パルス反射法、透過法、共振法があり、さらにパルス法には垂直探傷法などがある

・ 超音波を材料の表面や内部に電波させる

・ 音響的に不連続な部分からの反射強度、伝播時間により材料内部の傷の大きさや位置を把握する

超音波探傷試験の特徴としては、表面の傷も内部の傷も分かるが、探傷技術者の熟練が必要

 

 

 

選択肢⑤ 渦流探傷試験

・ 金属材料の表面にコイルを置く

・ 金属材料の表面に渦電流が流れ始める

・ 材料の電気的な性質により、また表面の傷の有無により、渦電流が変化するが、その変化を計測することで傷を把握する

渦流探傷試験の特徴としては、表面の傷が試験可能。傷の有無だけでなく形状も把握できる

 

本日は非破壊検査の種類を勉強した。

特徴としては、金属材料だけに可能なのものや、傷の位置が表面のみ又は内部のみ又はその両方に適用可能なものなどがある。

 

 

 

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