共通仮設費と現場管理費 超わかりやすく

さっき投稿したブログで、国交省がコロナ対策費を設計変更の対象とする、との方針が出されたことを書いた。

その設計変更について、共通仮設費と現場管理費に計上できるようにする、との報道。

では、共通仮設費、現場管理費とはいったい何だ?

というのがこのメモ。

 

 

 

まず、下の表のように、工事請負費は構成されている。

これは一般土木の場合。

鋼橋制作工事となると、少し違うので注意。

この中の間接費という項目に共通仮設費と現場管理がある。

 

請負工事費 工事価格 工事原価 直接工事費
間接工事費 共通仮設費
現場管理費
一般管理費
消費税等

 

図表を初めて書いてみたけど、なかなか上手くいかない。

まあいいや。

 

 

 

共通仮設費というのは、共通的な必要経費・・・ぜんぜん分からない。

イメージで記憶しておいた方がいいので。

イメージで言うと・・・工事を実行するうえで、最悪、工事自体はできるけど、ないと実質できない、という項目。

・・・・なんか、しっくりこない。

実際には共通仮設費に入っている項目が現場になければ、現場は動かせない。

そんなことを書くと、一体どっちなんだ!と言われそう。

 

 

 

内容的でみてみよう。

運搬費・・・仮設材や重機の運搬など

準備費・・・測量や丁張設置、後片付け、伐根や除草など

安全費・・・交通管理や安全管理、そのための施設なども。ガードマンは微妙。

事業損失防止費・・・工事着手前の家屋調査とか

役務費・・・土地の使用、電力や水道代など

技術管理費・・・品質管理のための試験代、出来形管理のための測量代など

営繕費・・・現場事務所や労働者宿舎など

といったもの。

確かに、構造物を直接作る上では、最悪、なくても作れる。

でも、伐根せずに作る?家屋調査もやらずに作る?品質管理をしないの?

となる。

とはいえ、イメージも大事なので、あえて言うと「それがなくても無理無理作るだけなら作れる」といった時の、「それ」にかかる費用が共通仮設費!と覚えておくのも一つの方法。

 

 

 

今回、コロナで国交省が設計変更の対象といったのは、この営繕費。

密集を避けるため、労働者宿舎をもっと広い所を借りる必要があれば増額変更しますよ、ということ。

 

 

 

現場管理費というのは、現場を管理するための経費の中から共通仮設費を抜いたもの、となる。

やはり分からない。

これもイメージするとしたら・・・

もろもろの経費なんだけど、会社の経費ではなく、現場単体で使う経費という感じ。

経費っぽいもの。

共通仮設費は、安全費とか事業損失防止費とか、経費というより工事費っぽい感じがするけど、この現場管理費はとても経費っぽい。

現場事務所の机とかが共通仮設費。

経費っぽい。

でも、「会社全体」の経費となると、一般管理費になるので、あくまで「現場」の経費。

 

 

内容で見てみよう。

・ 現場従業員の給料など

・ 安全訓練にかかる経費など

・ 現場従業員の貸与被服など

・ 事務消耗品など

・ 現場事務所の電気水道など

となっているけど、共通仮設費と紛らわしいものもある。

 

 

今回のコロナ対策費として設計変更を国交省が認めた、マスクや消毒薬などはここ。

現場従業員の貸与被服とか消耗品としての扱いだろう。

 

 

 

今日は、ちょっと新聞に載っていたので、参考までにメモってみました。

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