鉄道とコロナウィルス(鉄道)

二日前の記事になるが、新型コロナの影響で、JR東日本によると新幹線や山手線の利用者が7割減ったとのこと。

 

 

 

通勤の電車では明らかに人が少ない。

特に、ひと昔前ならホームに入りきらないほどの人出なのに、三日前になるが、全然人がいなかった。

朝の通勤よりもひどい減りようだった。きっと夜の11時頃なので飲み会の減少による影響と思われる。

 

 

 

今日のメモは鉄道のこと。

 

 

これまで、何かあれば公共交通機関、つまりバスや鉄道を使うことが進められてきた。

車と違い排ガスも出さず、熱効率もよくCO2も出さないとあり、環境にやさしい乗り物の代表として鉄道が認識されてきたと思う。

 

 

 

経済がヒト、モノ、カネ、最近はそこに情報なども入ってくるが、基本は人物金が経済の基盤であると思われる。

その中でも鉄道は人の移動に密接にかかわる。

インフラの中には空港、港湾、道路、上下水道、ガス、電気などもあるが、それらは全て、何かを流すもの。

上下水は水だし、ガス管はガスを流す。港湾は物流で、つまりモノを流す。

 

 

 

では鉄道は何を流す。それは、やはり人だろう。

つまり、鉄道が機能しない、ということは人の流れがストップするということ。

経済の基本となる、人流、物流、金の流れ、の内、人流が途絶える、ということ。

 

 

 

もう一つ、鉄道の重要な機能。それは都市を形成する機能。

昔は川の近くに町ができた。

古代四大文明などがそのはじまり。

やがて城のまわりに町ができるようになる、いわゆる城下町。

その後、海運の力が強くなると港町も生まれる。

そして、鉄道ができたとき、鉄道を中心に町ができるようになった。

 

 

ちなみに、城と鉄道駅は離れている。

その理由は城下町として出来上がった城の周辺には鉄道を走らせられなかったから、だそう。

 

特に昔はSLで煙が出る、という理由もあっただろう。

 

 

 

その後、新幹線、夢の超特急と言われた乗り物。

1964年、東京新大阪間を走り始めたのがスタート。

 

 

この新幹線の都市形成機能は半端ではない。

これも藤井聡氏の著作『インフライノベーション』(育鵬社)という本の受け売りになるが、新幹線の通っていない都市は政令指定都市になっていないそうな。

 

 

つまり、新幹線が通らなければ、政令指定都市になるまでの発展は遂げられない、という証だそうな。

 

最近になってやっと北陸にも新幹線が通ったから、これから富山や金沢も政令指定都市になれるのかな・・・?

 

 

もう少し、この本を読み進めてみると、かつての金沢は神戸や横浜よりも人口の多い都市だったらしい。

 

昔は富山も全国第11位だったらしい。

 

それにはびっくり。

横浜より金沢の方が人口が上って・・・そんなバカな、と今となっては思う。

 

逆に明治期には、全国の都市の人口ランキングでは圏外にいたような新潟、福岡、北九州、静岡、岡山などが、新幹線が通った現在では、金沢や富山を抜いている。

 

 

新幹線のパワーたるや、なんと。

 

 

 

ここまで、鉄道というインフラの持つ機能を見てきたが、今回のコロナショックは、その鉄道のパワーを奪ったということだろう。

 

 

移動するな、と言うのだから、どうすることもできない。

 

 

これは世界のシステムが変わる予感、大。

 

 

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