(令和7年度)建設部門の二次試験 災害対策としてのDX(課題だけ)

令和7年度の問題で少しづつ練習していく。

しばらく勉強をやめていたから、もう一度再開。

さて問題は以下となる。

attach_10361_1.pdf

問題を要約すると、現在はDXを活用して、事前の防災・減災や発災後の復旧・復興を迅速かつ効率的に行うことが求められている。

(1)DXを活用する上で課題を3つ挙げよ。課題は観点をあげてから述べよ。

(2)3つの課題の中で最も重要な課題への解決策を複数示せ。

(3)解決策を実行するうえで新たに生まれるリスクと対策を示せ。

(4)(1)から(3)を遂行する上で、技術者倫理、社会的持続性の観点から必要要件や留意点を述べよ。

というもの。

やはり国交省にとって災害対応は外せないテーマであることは間違いない。

さらに、DXの活用も必須ということで、防災減災×DXということである。

課題を3つ挙げて、その中から1つの課題に対して複数の解決策。その解決策を遂行すると生まれるリスク。

そこの技術者倫理とサステナビリティの観点から必要要件などを述べるというもの。

もう一つ、事前防災なのか、復旧復興なのか、時間軸が違い取り組みも大きく異なる。

どちらを選んでも良いのだろうか。迷う。

 

さて、DX活用の課題とは何だ?洗い出してみる。

・ 何をしたら良いのか分からない

・ 何が出来るのか分からない、出来るようになるのか分からない

・ 分かっても、既存システムでなんとかやりくり出来てしまう状況の中、新たなシステムを導入する必要性が乏しい

・ 日々の業務が忙しく、新しいシステム導入する余裕がない、人数・時間が不足している

・ 既存レガシーシステムとの連携ができない

・ 既存システムの維持費で限界となり、新たなシステム導入に割く予算が不足している

・ DXに必要な人材が不足している

・ 経営層の理解が不足している

 

と、思いつく課題を挙げてみたけど、これが企業が活用するときの課題であり、技術者的な課題とは違う気がする。

災害時に時代遅れ的なことはないか。DXと離れて課題を挙げてみる。

・ いまだ災害査定はポールとリボンテープで写真撮影が必要

・ 査定現場では、多大な時間と労力を要するが技術者不足が深刻化

・ 復興現場では担い手不足により作業員の不足が深刻化

 

課題をイメージするときには具体的な新システムを思い描いているはずである。

上記の課題を挙げるにあたり、役立ちそうな技術を挙げ見よう。

・ 災害用ドローン

・ デジタルツイン(事例としてプラトーなど)

・ 建設機械の自動施工、遠隔施工

・ BIM、CIM活用

・ 3Dプリンター

・ 建設AI

中々出てこない。参考に国交省のインフラ分野のDX施策一覧が以下となる。

https://www.mlit.go.jp/common/001385990.pdf

読んでみると、災害時に使えそうなものはいくつかあるが、ズバッとドローンのようには出てこない。

というよりも、上記の挙げた取り組みも、しっかりとは理解していない。

これは少し知識を肉付けしていかないと、基本的知識が不足している気がする。

 

参考HP

https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-gensaihonbu/index.html

 

 

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