公示地価の発表

公示地価が発表された。

ところで、公示地価、路線価、基準地価と土地の価格に関する指標は多い。
色々しょっちゅう発表しているな、という印象がある。
簡単に調べてみた。

1.公示地価
地価公示法に基づき、国(国土交通省)が発表。住宅地や商業地などと分類される。都市計画区域が主な対象。
2.路線価
相続税法に基づき、国(国税庁)が発表。公示地価の8割程度。公示地価のように敷地ではなく、一定の距離を持った路線に対する価格が出される。
3.基準地価
国土利用計画法に基づき、都道府県が発表。公示地価と異なり、都市計画区域外も対象。ただ、重複している地点も多い。そのため、発表時期が違うので、公示地価と見比べることで、時間の変化を見ることもできる。

普通なら、この公示地価が土地取引の基準価格となるのだろうが、今回のコロナウィルスがこれからの社会生活全般に与える影響を考えると、この公示地価が土地取引の基準価格となるとは思えない。
もともと建物の影響を無視した土地のみの価格のため、実勢価格との乖離も大きいのだとか。
ただ、この公示地価の調査は予算40億円ほどをつぎ込んで実施されているとも聞くので、機会があれば、いつか調べてみようと思う。

ちなみに、今回の最高価格は中央区の銀座の¥5.770万円/㎡なり!

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